2008年10月04日

一度発進した暴走朝青龍は簡単には止まらない

一度発進した暴走朝青龍は簡単には止まらない

朝青龍が法廷で暴走した。「あんたたち、相撲を取ったことあるの。相撲取ってみる?」
 
スポーツニッポンによると日本相撲協会が八百長疑惑記事を掲載した週刊現代の発行元などを相手に約6億4000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論が3日、東京地裁(中村也寸志裁判長)で開かれ、横綱・朝青龍(28=高砂部屋)が原告側の証人として証言台に立った。長い相撲史の中で、現役横綱の出廷は極めて異例のケース。朝青龍は八百長を完全否定したが、執ような質問には逆ギレ寸前の態度を見せるなど“ヒール横綱”健在を示した。

 法廷に足を踏み入れた朝青龍はなぜか笑っていた。水色の着物をまとい、何となく照れくさそうに特別に用意された長椅子に座る。少し首を左右に振って緊張を和らげたが、厳粛な法廷は、いつの間にか「朝青龍ワールド」へと変ぼうしていった。 

 冒頭では、原告となっている32力士の代表として、証言台の前で宣誓文を読み上げた。事前の想定問答などで対策ばっちりの主尋問では流ちょうな日本語で対応。週刊現代が告発した八百長疑惑を全面的に否定し「とても悲しい。本当に情けない気分です」と悲痛な心情を吐露した。

 だが、反対尋問では思わぬ“稽古不足”を露呈することになった。発端は03年春場所千秋楽、千代大海戦。週刊現代では取り上げられなかった話題を振られると、一気に不機嫌モードに様変わり。そして「稽古をしていないと言われてますが」の決定打が朝青龍のハートを刺激すると、感情むき出しとなった。「それは関係ないでしょ」と口をとがらせたばかりか「なぜ、あんたに話さないといけないんだ!」と右手人さし指を質問者に突きつける暴挙に出た。

 一度発進した暴走機関車は簡単には止まらない。「あんたたち、相撲を取ったことあるの。相撲取ってみる?」と被告側にかみついたと思えば「あんた誰ですか?」と質問者に問い返すなど、無礼極まりない応対に法廷内もあ然。その後も「知っているのか、知っていないのか分かりません」「スポーツ新聞に出てるじゃないですか?」など“珍”証言の連発。傍聴席に笑いを提供しまくった。

 喜怒哀楽の50分間。何とか大役を終えた横綱は「正々堂々と誓いながら(八百長が)ないことを説明し、はっきりと言った。みんなが納得できること、正しいことを伝えた。あとは弁護士に任せる」と胸を張った。八百長問題は若ノ鵬の登場の可能性もあり、今後も予断は許さない。だが、最後までらしさを貫き続けた朝青龍は既に「勝利」を確信しているかのようだった。

感情のおもむくままで、とても横綱とは思えませんね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000035-spn-spo

pokkuripottin at 11:03 │この記事をクリップ!ニュース